楽天モバイルからあの会社にMNPしたら月々290円になったよ!

日本通信SIM封筒

楽天モバイルの0円運用が終了したのが去年の6月30日。

そこからはポイントバックなどで還元されてた期間もありましたが、今は月々1,080円になりましたよね。

管理人はサブで使っていたスマホを月々0円になるからと楽天モバイルにして、0円運用じゃなくなってもそのままダラダラと継続してました。

でもやっぱりほぼ待ち受け専用のスマホで、さすがに1,080円は高いと感じてついに重い腰を上げたわけです。

で、最安値になる方法をいろいろと調べて辿り着いたのが月々データ量1GB付きで290円の「日本通信SIM」でした。

とにかく1番安く(現在の電話番号のまま)スマホを維持したいという人はぜひ参考にしてください。

楽天モバイルから日本通信へのMNPは面倒なのか?

待ち受け用のサブスマホに月々1,000円はもったいないと思いつつ、楽天モバイルのままにしてきたのは「乗り換えたらどうなるの?」という疑問がいろいろあって面倒だったから。

もしかしたらこの記事を読んでいるあなたも何となく疑問に思うようなことがあって、乗り換え(MNP)を先延ばししているかもしれませんね。

簡単にできるならいいけど…、やっぱりちょっと面倒くさいな~って思いますよね?

そこで結論、というか感想を書くと「むちゃくちゃ簡単にできたからもっと早く乗り換えとけば良かった!」です。

絶対に煩わしいことがあるだろうと思って二の足を踏んでたけど、結局、機種変の100倍くらい簡単だと思います。

ということでここからは、楽天モバイルから他の会社(今回は日本通信SIM)にMNPする前に疑問に思っていたことと、開通後にどうなったかを整理してみます。

知っている人も多いと思いますが「MNP(マイナンバーポータビリティ)」とは簡単に言うと、今の電話番号のまま他の携帯電話会社に乗り換えることです。以後は基本的に「乗り換え」を「MNP」で統一します。

月額利用料が1番安い日本通信は知る人ぞ知る会社

まずは以下の条件で月額利用料が1番安いのはどこの会社なのかを調べました。

サブスマホの条件
  • データ通信量】:1GBあれば十分(500MBだと少ないかな)
  • 通信速度】:128kbpsの低速通信だとさすがに困る
  • 通話機能】:基本的には待ち受け用だから回線通話は必須
  • (LINE電話などのネット経由の通話しかできないと困る)

この条件でピックアップした候補がこちら

項目/会社日本通信SIMpavoHISモバイルirumo
データ量1GB0GB/1GB(7日間)0.1GB/1GB0.5GB
通信速度高速通信128kbps高速通信3Mbps
通話機能回線通話回線通話回線通話回線通話
月額利用料290円0円/390円290円/550円550円

そもそも1GB以下のプランを提供している会社が少ないんですが、月額利用料が500円以下で収まるのは「日本通信SIM」「pavo」「HISモバイル」くらいです。

docomo系の「irumo」は最近話題になっているので比較の対象として選びました。

他の3社が日本通信SIMに及ばない点

ここで、日本通信と他の3社でプランの内容を比較したときに及ばない点があるのでそれをそれぞれ簡単に説明します。

pova

povaは基本料0円で、利用する分を「トッピング」というオプションで購入するシステムになっています。

つまり何もしなければ月額利用料0円で利用はできるんですが…

povaのマイナス点
  • トッピングで用意されている1GBのデータ量は390円で7日間しか利用できない
  • トッピングを購入しないと180日で契約を解約される
  • トッピングでデータ量を購入しないと通信速度が128kbps(ネット検索も難しい)

と条件がいろいろ付いています。

180日で解約というのは例外もあるみたいですが、まぁ結局、外出時に簡単な調べものをするときに128kbpsじゃあ使い物にならないので1回でも使うと390円掛かっちゃいます。

ちなみに1番安いトッピング料金はこの「1GB(7日間)390円」なのでこれ以上は安くなりません。

たしかに180日以内に1回ずつこのトッピングを購入するというのを繰り返していけば最安値にはなりますが・・

HISモバイル

HISモバイルも高速通信で0.1GB未満で290円というプランもあります。

一応は高速通信に対応しているのでいざという時に利用するだけなら0.1GBのプランでもイケそうです。

でも、それなら1GB使える日本通信でいいですよね。

HISモバイルも1GBで550円と安いんですが、いかんせん日本通信SIMが安すぎ。

irumo

「irumo」は通信速度3Mbpsあればネット検索くらいはできるんですが、

それでも結局0.5GBで550円ですから…

こうして比較すると、もう日本通信SIMがぶっちぎりのコスパの高さということが分かっていただけますよね?

端末は?eSIMは?MNPできるか不安に思っていたこと

ということで、楽天モバイルからのMNP先は「日本通信SIM」に決まったんですが、ここからは、実際にMNPをする前に不安に思っていたことをQ&A方式でまとめます。

【Q&A】MNPの申込みの準備で疑問に思っていたこと

スマホの機種は?
『OPPO A73』という機種で日本通信SIMへのMNPをしました

日本通信SIMへのMNPは楽天モバイルの契約のときに機種変して利用していた『OPPO A73』という端末です。

とりあえず楽天モバイルで契約した『OPPO A73』でのMNPは可能だったので、同じ条件でMNPを考えている人は大丈夫なはずです。

基本的には「SIMフリー」のスマホか、「docomo系のスマホ」なら日本通信SIMへの乗り換えはできるはずですが、不安な場合は公式サイトのチャットで問い合わせができるので確認したほうがいいですね。

eSIMでMNPはできる?
日本通信SIMはeSIMでのMNPができます

OPPO A73はSIMカードではなく「eSIM」で利用していたので日本通信SIMへのMNPが可能かどうか不安でしたが、公式サイトには「eSIM」でのMNPの案内も詳しく説明されています。

一応、eSIM対応端末は以下の案内が公式サイトにあります。

SIMフリーまたはSIMロックが解除された、EIDの先頭8桁が下記から始まる端末は対応しています。
「89049032」、「89033023」、「89033024」、「89043051」、「89043052」

EIDの確認方法も同じように公式サイトに説明がありますが、OPPO A73はちょっと違って、「設定」から「端末情報」「その他の情報IMEI&IP」に進むと「EID」が確認できます。

さらに「EIDの条件を満たしても利用できない」というケースがあるみたいで、QRコードを読み取って可否が確認できる方法の説明もあります。

ちなみにOPPO A73では「設定」から「SIMカードおよびモバイルデータ」「eSIM」「eSIMの追加」と進んでその画面から確認します。

整理すると、「EID」の先頭8桁が上の数字、さらにQRコードでeSIMをダウンロードできるかという2つの項目を確認する必要があるということですね。

今使っている機種でMNPできるかどうかを確認するのが1番面倒なところですよね。でも、分からない場合はチャットでも教えてくれるので聞いてみましょう。

ワンストップMNPには対応してる?
日本通信SIMも楽天モバイルもワンストップMNPに対応しています

23年の5月に始まった「MNPワンストップ」に日本通信SIMも楽天モバイルも対応しているのでワンストップ方式でMNPができます。

MNPワンスストップの詳しい説明は省きますが、一言でいうと、このシステムだとむちゃくちゃ時短になります。

以前は転出先から先にMNPの予約番号を発行してもらってからMNPをしていましたが、ワンストップならその場ですぐにMNPができるようになったんですね。

過去にMNPをした経験がある人は「予約番号とかあって面倒なんだよな~」という記憶があるかもしれませんが、

この方式なら基本的に、転入先の日本通信SIM側の申込みだけでMNPができちゃうんです。

もしここで引っかかっている人がいればぜひ前に進むことをオススメします!

申込みには何が必要?
基本的には身分証明書とクレジットカードだけ

支払いはクレジットになるので、とりあえずクレジットカードは必要になります。

身分証明書は「マイナンバーカード」があればこれまたむちゃくちゃ時短になるようです。

管理人はマイナンバーカードがないので免許証で身分(住所)確認をしました。マイナンバーカード以外で証明する場合は郵送で確認書類が届いてそれからの開通になります。

あと、申込みの時に(ページが自動的にジャンプして)転出先の解約手続きもするので転出先のIDやパスワードも用意しておきましょう。今回の場合なら楽天モバイルのIDとパスワードですね。

ここで楽天モバイルは解約手続きすることになりますが、開通手続きが済むまで(書類が届いて開通の手続きをするまで)は楽天モバイルのままでスマホは使えます。

どういう流れで開通までいくの?
マイナンバーカードがあれば15分で

上記の通り、管理人は免許証で本人確認をしたので開通するまで数日かかりましたが、どうやらマイナンバーカードがあれば本当に申込んですぐに開通までいけるみたいです。

とりあえずここではマイナンバーカードじゃない方の流れを簡単に説明しておきます。

まずは日本通信SIMの公式サイトから必要事項の入力などして申込みます。その際に免許証をスマホで撮ってアップロードして本人確認をします。

申込みはすぐに終わるので、そこからは「住所確認コード」が記載された書類が自宅に届くのを待つだけです。

日本通信SIMから届いた書類

書類は2日半くらいで届きました。届いたらあとは書類の説明通りに設定をして15分くらいで開通できました。

本当にこの書類の説明通り、スマホでQRコードで読み取って指定されたページに飛んで手続きをしたらすぐに使えるようになりました。

あっ、それと開通作業をするときにはWi-Fi環境は必要です。

電話がつながらない期間はあるの?
ほとんどありません

公式サイトでは日中の時間帯で1時間以内と書いてありますが、電話がつながらない時間はほとんどなかったと思います。

直後に通話確認するのを忘れていて、確認したのが15分後くらいだったので正確なことはわかりませんが、たぶん15分以内にはできるでしょう。

深夜の時間帯だと翌日の11時とかになるみたいなので、開通作業は11時から20時までにするのがいいと思います。

【Q&A】MNPが開通した後に疑問に思っていたこと

LINEの引き継ぎは?
必要ありません

機種変をしたときはバックアップを取ったりして引き継ぎをしますが、設定の変更などもなしにLINEはそのまま利用できます。

スマホに入っている音楽は?
そのまま残ってます

アプリ等でスマホに音楽が入っている人も多いと思いますが、音源はそのまま残っています。

連絡先やアプリは?
そのまま残っています

これも何もしないでもそのまま残っています。

ここまででお分かりだと思いますが、SIMを交換してもスマホの中身は基本的にすべてそのまま残っています。

機種変のときはこういった作業がいろいろ大変なんですが、SIMを変更するときには設定の変更や引き継ぎはいらないんですね。

もちろんすべてを保証するというわけではありませんよ。必要であればバックアップもしたほうがいいと思います。

でも基本的には、MNPでSIMの変更をする場合は機種変と違ってスマホの中身に入っているものはそのまま使えるということです。

さすがに楽天の電話アプリは使えませんが「楽天ペイ」は使えます。

【まとめ】もっと早くMNPしておけば良かった

さてここまで、楽天モバイルから日本通信SIMへのMNPの話をしてきました。

で、改めて結論を書くと「面倒がらずにもっと早くMNPしておけば良かった」です。

こんなに簡単な手間で待ち受け用に使っていたサブのスマホの月額利用料が1,080円から290円に節約できるなんて…

まぁ、楽天モバイルも0円で何ヶ月も利用させてもらっていたのでとても感謝してます。

でも、もし月々の利用料は最低限に抑えたいけど「いろいろと面倒くさそうだからまた時間があるときに…」などと思っていたらぜひすぐにでもチャレンジしてみてください。

念のため、電話は開通したけどネットが繋がらないという人がいたら、

公式サイト「eSIMの設定方法」というページの『ステップ2』のAPNの設定をするのを忘れずに。