自宅のテレビ(REGZA)で「ファンの異常が発生しました」というメッセージが出て電源が自動でOFFになるという症状が出ています。
幸いにして、何とか自分でもできる対処法(メンテナンス)はあるので、今回は実際に作業した様子をまとめてみました。
「テレビ画面の一部が暗くなる」という症状も出ているので、ついでにそちらも直るか検証したいと思います。
「ファンの異常が発生しました」は直る?
症状としては、REGZA(2015年製「55J10X 」)の電源を付けると「ファンの異常が発生しました」というメッセージが出た後に「まもなく電源をオフにします」というメッセージが出てテレビの電源が自動的に切れるというものです。
それと同時にテレビの画面の右側1/3ほどが暗くなるという症状も出ています。
それぞれの応急処置の対処法はこちらの記事でまとめています。
液晶テレビ(REGZA)の画面の一部が暗くなったよ|解決法は?これ自然に直る?この2つの症状をネットで調べるとREGZAではよくあるトラブルで、少なくともファンの異常は自分でも直せるようなので実践してみました。
結論を書くと「ファンの異常は直るけど画面が暗いのは直らない」です。
どちらかというと、ファンの異常よりも画面が暗い症状が直って欲しかったのですが、残念ながら今回は直っていません。
ただし、「ファンの異常が発生しました」のトラブルはほぼ解決できると思うので、もしこちらのトラブルに悩んでいる人はぜひ今回の記事を参考にしてください。
バックパネルを取り外す作業
記事を参考にしてくださいとは言ったものの、今回の作業は “修理” といった大袈裟なものではなく…
単にテレビのバックパネルを取り外して中のホコリを取っただけ。
なので、作業の流れやちょっとした注意点だけでも確認していただければと思います。
ということで、まずはテレビの背面にあるネジを外していく作業です。
まぁ、むしろこの締まっているネジをすべて外すというのがメインの作業ですね。
いかにもという外枠の場所から順番に外していきます。
主にこの平ネジを外していきますが、締まっているのは全部で30ヶ所くらいでしょうか。
当然テレビの機種によってネジのある場所や本数は違いますからここで正確に記載してもあまり意味がないと思います。
なのでとくにその説明はしませんが、見落としがちな場所をいくつか確認しておきましょう。
この1番下の隠れた場所に並んで配置(5ヶ所)してあるネジがけっこう大変でした。奥まったところで締まっているのでなかなか手強いです。
あとはコンセント(コードの取り入れ口)のところ。これは外さなくてもいいだろうと思いましたがダメでした。
これもちょっとフェイントというか。スタンドを取り付けているネジだろうと思いましたがこれも外さないとダメです。
そしてこの部分だけワッシャー付きのネジになっています(しかも長短で2種類)。
もうこれで全部外れただろうと思ってパネルを取ろうとしてもなんか引っかかる。
で、探し当てたのがこの位置のネジです。これはさすがに予想外でしたね。
ということで、外したネジがこちら。
こんな感じで入れ物を用意(この機種はネジが3種類)してから作業をしたほうがいいと思います。
テレビの裏側を掃除しても…
全部のネジを外してバックパネルを外す瞬間はドキドキします。なんか大量のホコリが全面に付いていたりして…
と、期待と不安(?)でガバーッと開けたら、、意外とキレイでした…。
たしかにファンのある周りはホコリが付いていますが思っているほどではありませんでしたね笑
それよりも、結構ショックだったのが液晶の部分はさらに分解が必要だと分かったことです。
基板などが姿を現しただけなので「これはいくら掃除をしても画面が暗いのは直らない」と一瞬で理解しました。
なので、淡々とファンのホコリを掃除機で吸い取って終了です。
まぁ、ファンの部分を分解してさらに掃除をしても良かったんですが、そこまでしなくていいかなと。
どちらかと言うと「画面が暗くなる」ほうのトラブルを解決できればと思って作業したのでやる気が…
実は、新しいテレビをもう購入してしまい、今回の作業はもし直ったら知り合いにあげようかなと思って始めたのでちょっとガッカリでした。
REGZA(レグザ)に決めた理由&お得に購入する方法!もうAmazonの時代じゃない!?そして、「いや、もしかしたら画面が暗い症状は直ってるかもしれない」と思いながらネジを締め上げてスイッチON!
暗いままでした…
【まとめ】ファンの異常は直ります
先にも書きましたが、今回の作業で「ファンの異常が発生しました」のメッセージは出てこなくなりました。
ついでの(むしろメインでしたが)画面が暗くなるほうのトラブルは解消しませんでしたが、バックパネルを開けて掃除をするだけでファンのトラブルは解消します。
それでもメッセージが出てくるようでしたら「ファンの部分を分解して徹底的にクリーニングする」が次のステップになるでしょう。
一応最後に注意点をいくつか紹介しておきます。
- 奥まっている場所が多いので先端が磁石のドライバーじゃないと作業効率が悪い
- 外したネジが違った形をしていたらスマホで場所を撮影しておく
- 何か部品が外れてしまったら同じものが線対称の反対側にないか確認して対処
ということで今回はテレビのバックパネルを外す作業を解説しました。
ただネジを外しただけなのであまり参考にはならなかったと思いますが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。