MINI(ミニ)のエンジンが掛からない?ジャンプスタートで解決だけど…

MINIクラブマンにケーブルを繋ぐ

◇この記事ではプロモーションを含みますが、メーカーから商品を受け取ってPRを依頼されていません。

犬と一緒に海に行こうと思ったらクルマのエンジンが掛かりませんでした。

最近、エンジン始動時にちょっと怪しかったんでジャンプスターターだけは用意してたんですが、やっぱり。

車種はMINIクラブマン(F54)です。

ということで今回は、バッテリーが上がってエンジンが掛からなくなったMINIクラブマンをジャンプスターターで復活させる方法をまとめました。

F系のMINI(ミニ)でジャンプスターターを使うときの手順が知りたいという人はぜひ参考にしてください。

もし「スターターはないけどすぐにエンジンを掛けたい!」という人はすぐに駆けつけてくれる救急サービスを利用してくださいね。

ボンネットの開け方

まずはボンネットの開け方です。

もちろん、MINIに乗っていて何度かボンネットを開けたことがある人は大丈夫なんですが、初めて開けるという人は戸惑うかもしれません。

私も最初は「あれっ?」ってなりました。

MINIクラブマンのボンネットオープナー
ボンネットを開けるレバー

ボンネットを開けるレバーの場所は運転席の右奥です。場所的には定番なので見つけるのは簡単なんですが…

これ、レバーを2回引くとボンネットが開く仕組みになっているんです。

MINIのボンネットを開けるレバー
よーく見ると「2×」と

1回レバーを引くと「ガチャン」とボンネットの開く音がするのでそのままクルマの前に行ってオープナーを手で探したんですが感触がない。

1回レバーを引いた時点でボンネットはちょっと浮くので隙間を覗いたんですがオープナーが見当たりません。「あれっ?」

これ、レバーをよーく見ると「2×」って書いてありますね。

まぁ知っていれば問題ないんですが、知らないといつまでもボンネットが開かないので念のため。

マイナス端子の位置

バッテリー上がりでジャンプスタートするには「他のクルマのバッテリーと繋ぐ方法」と「ジャンプスターターを使う方法」とありますが、今回はジャンプスターターを使います。

どちらの方法も自車のバッテリーにケーブルを繋いでスタートさせるので、接続させる端子の場所を確認します。

MINIのエンジンルーム
ボンネットを開けて端子の位置を…

ボンネットを開ければ「プラスの端子」の場所はすぐに見つかります。「+」となってる赤いカバーのところですね。

国産車などでバッテリー本体が見えるクルマならプラスとマイナスの端子の場所で悩むことはありませんが、MINIはマイナスの端子が見当たらない。

これも知っている人にとっては何の問題もないのですが知らないと…

MINIのバッテリー端子の位置
マイナス端子はそっけなく

正解はここ。ここがマイナス端子と繋がっている部分です。

ジャンプスターターの黒いケーブルはここに繋ぐことになります。

ジャンプスターター

今回使ったジャンプスターターはこちら。

ジャンプスターターの箱
6,000円位で購入したジャンプスターター

以前5,980円とかで購入したジャンプスターター。いつかこんな日が来ると思って買っておいたものです。

ジャンプスターターもピンキリで、これから購入するとしても1万円以上は出す必要ないと思います。

どうしても日本製じゃないとイヤという人は別ですが、それこそ5千円くらいで十分ではないかと。

ただ、最近は個人的にAmazonではこの手の製品は買わないようにしています。

もうAmazonで売ってる電化製品は信用できないので、やはり今は「楽天」が「Yahoo!ショッピング」がオススメです。

楽天でレビュー件数が多い製品をピックアップして評価を比べてから買えばまずハズレはありませんね。

電化製品はYahoo!ショッピングが安いことも多いですがジャンプスターターは楽天の方が良さそうです。

ジャンプスターターの中身
中身はこんな感じ

このキットの中身は、ケーブルや電源アダプター、スマホなどの充電用のUSBケーブルなんかも入っています。どのキットも中身はこんな感じでしょうね。

事前に家庭用のコンセントで充電して100%になってからジャンプスタートを行います。

エンジンを始動させる

さて、それではエンジン始動です。

ちなみに、エンジンが掛からなくなった当初はオーディオやライトなどもふつうに点いていて、インパネの表示も通常だったので原因はバッテリーではないかもと疑っていました。

でも何度かセル(エンジンスターターボタン)を押してたらインパネの表示がこんな感じに。

バッテリー消耗のメッセージ
インパネはこんな感じで表示されます

あっ、これは確実にバッテリーだということでジャンプスターターのお出ましです。

ここまでいろいろと書いてきましたが、ボンネットの開け方や端子の位置さえ知っていれば一瞬で終わります。

「プラス端子に赤いケーブル」⇒「マイナス端子に黒いケーブル」の順番で繋いで、正常に繋がれていればスマートケーブルの保護機能(黒いBOX)のランプが緑に点灯します。

あとは通常通りエンジンスタートのボタンをコクッと押すだけ(ケーブルを外すときは黒⇒赤)。

バッテリーとジャンプスターターを繋いだ状態
付けるときは赤⇒黒、外すときは黒⇒赤

で、とりあえずは無事にエンジンは掛かりました。

バッテリー上がりでジャンプスタートしたら最低でも1時間以上は走行してバッテリーの充電をする必要があると言われているので一応今回は3時間くらい走行して、

めでたしめでたしのはずだったんですが、充電走行を終えてエンジンを切って、念のために再スタートを試みたら…

掛かりませんでした。

これはもうバッテリーがかなり消耗してるのでバッテリーの交換も考えたんですが、とりあえず「パルス充電」というのを試してみようと。

もちろんいずれはバッテリー交換も検討するべきですが、とりあえずは今流行の(?)パルス充電で復活を目指してみます。

ということで次回は「パルス充電編」です。

追記

この後、2回目のジャンプスタートをしたらスマートケーブルがショートしたらしく緑ランプが付かなくなりました(赤ランプが付きっぱなし)。

そこで仕方なく新しいジャンプスターターを購入しました。2台目なので、なるべく安くと思って選んだのがこちら。

コンパクトサイズのジャンプスターター
カバンにすら入りそうなサイズ

値段は3,500円くらいだし、現物はスマホ用のモバイルバッテリー並に小さいから心配したのですが、難なくエンジンが掛かりました。

ちょっとビックリですが、小さくて力持ちのこのジャンプスターターはオススメです。

こんなに小さくてもパワーは十分